【ソウル=箱田哲也】韓国の国防省関係者は31日、北朝鮮が30日昼に朝鮮半島西側の黄海上でミサイル3発を発射したことを明らかにした。中国製の地対艦短距離ミサイル「シルクワーム」を改良した「KN01」とみられ、射程は100キロ以上とされる。
北朝鮮がミサイルを発射するのは3月28日に黄海で艦対艦ミサイルを発射して以来。KN01は地対艦ミサイルだが、今回は海上から発射した模様だ。
韓国政府や国防省が詳細を分析している。30日まで李明博(イ・ミョンバク)大統領が訪中していたため、北朝鮮が中韓両国に不快感を示したとの見方も出ているが、国防省関係者は「通常訓練の一環である可能性が高い」としている。
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