2008年05月31日(土) 14時36分
刑務所同房者の実家を訪問…母に恐喝未遂で再逮捕、盗みも(読売新聞)
服役中に刑務所で同房だった男性(45)の実家から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁巣鴨署が住所不定、無職谷貴美被告(38)を恐喝未遂の疑いで再逮捕していたことがわかった。
谷被告は男性の実家で食事や酒を振る舞ってもらっている最中に現金を盗んだとして、窃盗罪で起訴されていた。
同署幹部によると、谷被告は詐欺事件で懲役2年の実刑判決を受け、北海道・網走刑務所に服役していた。昨年10月上旬に出所し、同月23日に刑務所内で親しくなった男性の東京都豊島区の実家を訪問。「同房にいた息子さんに聞き、亡くなった父親に線香をあげにきた」とウソをついて上がり込み、母親(72)からビールや焼酎、ギョーザをごちそうになった。
谷被告はスキを見て母親から1万円を盗んだほか、10月下旬〜11月上旬に3度にわたり「60万円を出さなければ息子を殺す」と書いた手紙を送り付けるなどした疑い。今年3月に窃盗容疑で逮捕され、今月26日に恐喝未遂容疑で再逮捕された。谷被告は「男性の話から実家が裕福と思い込み、金をとろうと思った」と供述しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000031-yom-soci