大阪・中之島の国立国際美術館が履き古した靴を募集している。7月から企画展を開く現代美術家、塩田千春さんの作品に使う。
作品は人の歩みを表す靴を床に並べ、心の故郷を示す壁の一点と赤い毛糸でつないだもの。靴には履いていた時期や場所、エピソードを記した紙片を添えて展示する。
これまでに1800足の靴が集まった。夏の公開だけに消臭も課題。「でも靴は多いほどいい。持ち主がどんな人か想像が膨らむから」と担当者。募集は15日まで。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805310107.html