総務省が30日に発表した近畿2府4県の4月の完全失業率(季節調整前の原数値)は、前月と同じ4.6%だった。前年同月比でも横ばい。完全失業者数は前月と変わらず48万人だった。
一方、厚生労働省がまとめた近畿の4月の有効求人倍率(季節調整値)は0.93倍で前月と同じで、5カ月連続で1倍を下回った。府県別では、滋賀が1.11倍(前月比0.02ポイント減)、奈良0.73倍(同)、大阪1.00倍(前月比0.01ポイント減)、京都0.89倍(同)と低下。兵庫が0.84倍で前月比0.01ポイント上昇し、和歌山が0.85倍で横ばいだった。