京都の芸舞妓(げいまいこ)さんらが、夏のあいさつに得意先へ配る「京丸うちわ」の生産が最盛期を迎えている。京都市左京区の「小丸屋」では、5人の職人が竹骨にのり付けし、白地に朱で名前と紋が入った地紙を張る作業が続く。約2万5千本を6月中頃までに納品する。京都五花街(かがい)などでは、芸舞妓さんが名前入りのうちわを配る風習が残っており、初夏に料理屋やひいきの店先で飾られる。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805290070.html