【シンガポール=杉井昭仁】アジア太平洋地域の国防・安全保障担当閣僚や専門家が意見交換する「アジア安全保障会議」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)が30日夜、シンガポールで開幕した。7回目となる今年は、ゲーツ米国防長官や石破防衛相ら28カ国・地域の代表が参加。中国からは昨年に続き、準閣僚級の人民解放軍副総参謀長が出席する。
ミャンマー(ビルマ)のサイクロンや中国の四川大地震を受け、災害救援を巡る協力などが主なテーマとなる。シンガポールのリー・シェンロン首相は基調講演で「各国は人道支援や災害救助で協力することを学ばなければならない」と強調した。
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