大相撲の八百長疑惑を報じた週刊現代をめぐり、日本相撲協会や力士らが発行元の講談社などを相手に起こした名誉棄損訴訟で、すでに決まった横綱朝青龍に続き、北の湖理事長(元横綱)や先代の大関貴ノ花(故人)の元妻、藤田憲子さんらも証人として出廷することになった。東京地裁で30日にあった弁論準備手続きで決まった。10月中旬で日程を調整している。
北の湖理事長
週刊現代が「北の湖理事長は現役時代に貴ノ花と八百長をした」と報じたことに関して、理事長は原告側から、藤田さんは被告側から、それぞれ証人申請され認められた。
一連の訴訟ではこれまでに、横綱朝青龍が自身の八百長疑惑に関する証人として10月3日に出廷することが決まっている。
アサヒ・コムトップへhttp://www.asahi.com/sports/update/0530/TKY200805300265.html