5月29日、エディ・マーフィ主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」4作目が制作されることが明らかに。写真は昨年9月撮影(2008年 ロイター/Mario Anzuoni)
[ロサンゼルス 29日 ロイター] 映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの最新作がヒットするなか、米俳優エディ・マーフィ(47)主演の刑事映画「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズも4作目が制作されることになった。配給元のパラマウント・ピクチャーズが29日に明らかにした。
同社のスポークスマンによると、最新作は、クリス・タッカーとジャッキー・チェンが共演した「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー監督が制作指揮を執ることで交渉中。来年から撮影を開始し、2010年夏の公開を目指すという。
「ビバリーヒルズ・コップ」は1984年に公開され、その後シリーズ2作品が制作された。映画情報サイトのボックス・オフィス・モジョによると、1994年公開の「ビバリーヒルズ・コップ3」は、世界全体で7億3500万ドル(約775億円)以上の興行収入を記録した。
今回の続編の制作決定は、22日に全米で封切られた「インディ・ジョーンズ」シリーズの19年ぶりとなる4作目が、公開5日で1億5200万ドル近くの興収を上げたことが追い風になった。