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2008年05月29日(木) 22時45分

准看護師兼スナックママ 店で客に予防接種の疑い朝日新聞

 経営するスナックで客にインフルエンザの予防接種をしたとして、千葉県警は29日、千葉市中央区川戸町、准看護師国吉みち子容疑者(56)を保健師助産師看護師法違反の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、国吉容疑者は昨年11〜12月、同区仁戸名町のスナック内で、医師の指示を受けず、いずれも同区内に住む64歳から81歳の男性3人に、インフルエンザ予防の注射をした疑い。

 県警によると、国吉容疑者は69年4月に准看護師の免許を取得しており、昨年4月ごろからは同県佐倉市内の個人医院に勤務していた。ワクチンや注射器などは、勤務先から持ち出したと供述しているという。国吉容疑者は「常連客のお年寄りがインフルエンザにかかるとかわいそうだと思った。親切心でやった」などと話しているという。

 男性3人は、国吉容疑者から話を持ちかけられ、「病院に行くのも大変」などと考え、それぞれ千円〜2500円を支払っていた。いずれも健康被害はないという。

 今年3月、「スナックのママが客にインフルエンザの注射をしている」との情報が寄せられ、県警が調べていた。

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http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200805290323.html