29日午後6時5分ごろ、鹿児島県加治木町新生町のJR日豊線錦江駅で、鹿児島中央発国分行きの上り普通列車(4両編成)がホームの先端から約260メートルも過ぎた線路上で停車した。列車は所定の位置まで戻った後、乗客約280人のうち25人を降ろし、約21分遅れで発車した。けが人はなかった。
JR九州鹿児島支社によると、運転士(48)は「歯が痛くて、明日、歯医者さんに行かないと……」と治療のことで頭がいっぱいになり、ブレーキをかけるタイミングが大幅に遅れたという。
アサヒ・コムトップへhttp://www.asahi.com/national/update/0529/SEB200805290011.html