「中国少林寺の最高師範」を名乗り、気功教室の受講料などで得た所得約1億2900万円を隠し、約3800万円を脱税したとして、東京地検特捜部は28日、「全日本少林寺気功協会」(東京都新宿区)会長で気功師の秦西平(チン・シーピン)容疑者(49)を所得税法違反(脱税)の疑いで逮捕した。
調べによると、秦容疑者は同協会の名称で「武術の指導員養成コース」や「カンフーダイエット」など複数のクラスを開いて集めた受講料を、05年までの3年間に申告していなかった疑い。
秦容疑者は「気功やカンフーでダイエットできる」などと宣伝し、雑誌などに取り上げられている。
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