2008年05月28日(水) 07時22分
「悲しみは癒されない」…池田小児童殺傷事件の遺族が講演(産経新聞)
平成13年6月に起きた大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件で、長女の麻希さん=当時(7)=を亡くした酒井肇さん(46)が27日、内閣府で犯罪被害者対策を担当する自治体関係者らに講演した。
酒井さんは「最愛の娘が家庭の次に安全だと信じていた学校であのような犯罪に巻き込まれて喪った悲しみは決して癒されない」と事件当日の様子やその後の活動、心の変化を語りながら、犯罪被害者が必要とする支援について話した。
犯罪被害者が望む支援として、(1)具体的な支援内容の提示(2)心理状態の分析やカウンセリングだけでなく、生きていくための実質的な支援(3)支援が被害者自身の精神的、肉体的負担にならない配慮−などを挙げた。
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