2008年05月28日(水) 13時01分
「出会い系」規制、改正法が成立=事業者の届け出制導入(時事通信)
出会い系サイト事業者に対し、都道府県公安委員会への届け出や児童に関する書き込み削除を義務付ける改正出会い系サイト規制法が28日、参院本会議で可決、成立した。
改正法は事業者の届け出制を導入。児童が異性を誘ったり、大人が児童を誘ったりする書き込みを見つけた場合の削除を義務化し、暴力団員などの欠格事由も設けた。
違法な書き込みの把握や削除要請をしている特定の民間団体には、公安委が届け出業者の連絡先などを提供。保護者や携帯電話事業者にはサイトへのアクセスを制限するフィルタリング利用の努力義務を課す。
現在、利用者が18歳以上であることの年齢確認は自主申告制が認められているが、警察庁は運転免許証のコピーやクレジットカード支払いなどでの確認徹底に向け規則改正を検討している。
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