日本航空(JAL)のシンボルだった「鶴丸マーク」が翼に描かれた旅客機が28日、シンガポール経由クアラルンプール行きを最後に関西空港での運航を終えた。
関西空港を出発する最後の「鶴丸マーク」機を見送る日本航空の社員ら=28日午後、伊藤恵里奈撮影日本を連想させる図案として59年に商標になった。02年以降は新マークへの塗り替えが進み、2機が残るだけ。31日の大阪(伊丹)発羽田行きを最後に全廃される。
関空では約200人の社員が手を振って見送った。新マーク登場後、運航トラブルや内紛で会社はご難続き。ある社員は「JALはやはり鶴丸がいい」とぽつり。