中山恭子首相補佐官は28日、日本記者クラブで講演し、北朝鮮による拉致問題について「すべての人々の帰国を目指す目標は変えるわけにはいかない」と語った。さらに「(生存者の)帰国のための交渉が具体的に始まれば進展していると考える」という考えを示した。
中山氏は、北朝鮮が日本人拉致被害者数人を帰国させる用意があると米国に伝えたなどとした拉致問題の報道を巡る最近の一部報道に触れ、「全く事実と異なる。1面の記事で、流れを意図的につくるやり方はして欲しくない」と不快感を示した。
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