財務省所管の独立行政法人、国立印刷局は27日、付属する東京病院(東京都北区)に勤める40代の男性職員に対し、立場を利用して外部の女性にわいせつな行為をしたとして、停職12カ月の処分を出したと発表した。
印刷局によると、職員は病院が実施する外部向けの講習会で講師役を務めており、今月上旬、受講生の女性と飲食した後、都内のホテルに誘ってわいせつな行為をした。女性が印刷局に苦情を訴えたため発覚した。
印刷局は、国家公務員法の「国民全体の奉仕者たるにふさわしくない非行」などにあたるとして懲戒処分としたが、「暴力をふるったり泥酔させたりしたわけではないので、免職にはしなかった」と説明している。
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