【ソウル=箱田哲也】韓国軍の合同参謀本部は27日、北朝鮮の警備艇1隻が同日午前11時13分ごろから、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を越えて侵入した、と発表した。韓国側の警告を受け、約17分後に北側に戻ったという。
韓国国防省によると、北朝鮮警備艇の越境は今年4回目で、5月に入って3回。周辺の海域は北朝鮮の外貨獲得手段となっているワタリガニの生息地で、北朝鮮側は最盛期を迎える春から夏にかけて越境を繰り返している。
02年6月には砲撃戦となり、多数の死傷者が出た。韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権の発足以降、南北関係は冷え込んでおり、偶発的な衝突を憂慮する声が研究者らから出ている。
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