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2008年05月27日(火) 16時55分

<青木さやか>”声優本格挑戦”に意欲も「亜子ちゃんのお別れ会をしたい」としんみり 毎日新聞

 お笑い芸人の青木さやかさん(35)が27日、「オーディオブック大賞」受賞作の製作発表に参加。26日に自殺したフリーアナウンサーの川田亜子さんについて、「一緒に番組をやっていたみんなと、亜子ちゃんのお別れ会をしたいねって話していました」としのんだ。青木さんは、「Goro’s bar」や「青木さやか・美人の素」で、川田さんと共演している。

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 「オーディオブック」とは、小説や漫画を録音したもの。日経エンタテインメントが主催し、「忘れられない」というテーマで募集した原案の中から、グランプリと準グランプリ合わせて5作品を、5〜7分のオーディオブックとして、世界22カ国のiTunes Storeで配信される。配信。青木さんや笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介さん(31)が声優を務める。

 青木さんは「5年前、テレビ東京で壊れたパソコンが捨てられるときの声をやりました。『僕は42万円で買われたのに、捨てられるときは5万円』とか、そんな感じで。私の声は抑揚があまりないので、今回の挑戦でお勉強させていただきながら、受賞者のみなさんの思い出を壊さないようなお仕事ができたらと思います」と、声優本格挑戦に意欲を語った。また、アメリカではグラミー賞の朗読アルバム賞の対象になると聞いた青木さんは「私はミーハーなので、もしそういうことだったら今の仕事を全部辞めてもいい」と話した。

 新婚生活について質問が飛ぶと、「今、海外出張中で1カ月半くらいいないんです。電話にでないと20回くらいかけて、『鬼電怖い』とメールがきてショックを受けています。『鬼電問題』です」と寂しい心の内も。また、子供については「2人欲しい。男の子がいいですね。私のような女の子はイヤです」と、将来の家族計画についても語った。明るく話していた青木さんだが、話題が川田さんの話しに及ぶと一転、しんみりしていた。

 普段はコンビで活動している松尾さんは、応援にかけつけた相方の加藤歩さん(34)を前に、「ネタ以外で仕事をいただけるのが初めて。自信は……ないですよね」と話すと、今回、同企画に呼ばれなかった加藤さんは、目に涙を浮かべながら「いつでもチェンジできますぞ。自信はあります。肩は温まってます」と必死に訴えたが実らず、涙を流していた。【小林円】

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