【北京=峯村健司】25日付の中国紙、解放日報によると、四川省綿竹市広済で23日午後4時ごろ、四川大地震で倒壊した自宅のがれきの中に閉じこめられていた男性(80)が、発生から266時間ぶりにパトロール中の警官隊に救出された。
中国四川省綿竹市で23日、地震発生から266時間ぶりに救出された肖さん=ロイター
この男性は肖致戸さん。朝鮮戦争に参戦したこともある。妻と2人暮らしで、下半身不随のため寝たきり生活を送っていた。妻は無事だったが、歩いて助けを求めに行く体力はなく、がれきのすきまから男性に食べ物や水を与え続けていたという。
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