自民党の山崎拓外交調査会長は25日、東京都内の討論会で「イラク特別措置法の延長は難しいという話があるが、その通りだと思う」と語った。同特措法は自衛隊をイラクに派遣する根拠法で、来年7月末に期限切れを迎える。山崎氏は討論会後、記者団に多国籍軍のイラク駐留根拠となる国連決議の期限が年内に切れることを指摘し、「(自衛隊の活動継続のため)イラクと地位協定を結び直す必要があるが、このこと自体が難しい。仮にできたとしても、国会情勢を考えると延長は極めて困難だ」と説明した。
来年1月に期限が切れるインド洋で給油活動をするための補給支援特措法については、政府・与党は秋の臨時国会で延長する方針。
アサヒ・コムトップへhttp://www.asahi.com/politics/update/0525/TKY200805250142.html