【成都(中国四川省)=阿久津篤史】中国紙新京報は25日、3月に大規模な騒乱が起きたチベット自治区での北京五輪聖火リレーが、当初3日間の予定から1日に縮められたと報じた。聖火リレーは四川大地震の影響で日程調整の必要が出ていたが、日程の短縮や一部取り消しはチベット自治区だけという。
チベット自治区での聖火リレーは6月19日から山南地区とラサで行う予定だったが、山南地区でのリレーがなくなり、ラサでのみ行われるとしている。同紙は日程短縮の理由には触れていない。
中国入りした聖火リレーは、四川大地震の影響で19日から3日間中断。6月に予定されていた四川省でのリレーは8月に延期されている。
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