第61回カンヌ映画祭で24日、気鋭や新進の作品が集まる「ある視点」部門に参加していた黒沢清監督「トウキョウソナタ」が、20作品の中から同部門2席の審査員賞を受賞した。大賞の「ある視点」賞は、カザフスタンの監督の作品が選ばれた。
「トウキョウ〜」は、リストラされた会社員の家庭が崩壊し、やがて再生に向かう物語。香川照之、小泉今日子、役所広司らの俳優が出演している。
同部門には、東京を舞台にしたフランスのミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、韓国のポン・ジュノの3監督によるオムニバス「TOKYO!」も参加、香川や藤谷文子、蒼井優らが出演していた。
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