福岡市中央区の大濠公園で23日、外来種のミシシッピアカミミガメが、池のほとりの草地で産卵しようと穴を掘っているのが見られた。このカメは幼名「ミドリガメ」。ペットとして飼われていたものが捨てられ、全国の河川や湖沼に広く定着している。
シロツメクサの咲く大濠公園の池のほとりで、産卵しようとするミシシッピアカミミガメ=23日午後、福岡市中央区、金子淳撮影
同公園管理事務所によると、以前から初夏に草地へ上陸する様子が観察されている。対して、在来種のクサガメなどはほとんど見られなくなったという。
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