熊本県天草市の天草宝島観光協会が、海上タクシーで八代海を周遊しながら、美しい景色と海の幸を楽しむ「海の赤ちょうちん」の運航を始めた。住民や観光客らを御所浦島や横浦島などに運ぶ船が、予約があれば赤ちょうちん一つ掲げて居酒屋に変身する。
ビアガーデンにはない心地よい潮風の中、海の幸を味わいながら、一日の疲れを癒やす人たち=八代海
1隻に4〜12人乗れる。発着港は三角、水俣、棚底各港などで、場所によるが、90分貸し切りで運賃9千円から。料理は別料金。1週間前までに予約が必要で8月末まで。
船上からは八代海に浮かぶ美しい島々や海に沈む夕日、天草最高峰の倉岳、御所浦島の天然記念物の帆柱石、約1億年前の白亜紀の地層「白亜紀の壁」などが見える。同協会の渡辺英人販売促進部長は「天草の東海岸は隠れた観光スポット。海の赤ちょうちんにぜひご来店下さい」と話す。問い合わせは同協会(0969・22・2243)へ。
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