国民新党と沖縄の地域政党「そうぞう」は21日、食料自給率向上に向けた政策提言をまとめ、農林水産省に申し入れた。遊休農地70万ヘクタールで米粉や飼料用のコメをつくり、主食米との価格差は農家に所得補償する。現在カロリーベースで39%の自給率を、10兆円かけて5年で50%に引き上げる内容だ。
コメ消費拡大のため、学校での米飯給食を週4回以上とし、米粉パンを導入するアイデアも盛り込んだ。同日の記者会見で、米粉パンを試食した国民新党の綿貫代表は「あまり抵抗感じないね、うまい」とアピールした。
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