記事登録
2008年05月21日(水) 12時57分

風俗店開業時から関わりか 福岡の売春あっせん警官朝日新聞

 派遣型風俗店で少女(17)に売春をさせたとして、児童福祉法違反などの疑いで逮捕された福岡県警戸畑署の巡査部長前岡秀昭容疑者(56)が県警の調べに対し、「家族や警察に申し訳ない」と反省の言葉を述べていることが21日わかった。ただ、逮捕容疑の一部については依然として否認したままだという。

 また、県警によると、前岡容疑者が風俗店の開業当初から店の業務に関与していた疑いが強いことも判明。同容疑者への報酬の有無や開業資金の出どころについても調べを急いでいる。

 県警によると、前岡容疑者は、風俗店の元経営者石松江利子容疑者(45)=同法違反などの容疑で逮捕=と十数年前に筑豊地区のスナックで知り合い、「食事をするような関係」だった。石松容疑者は昨年3月、北九州市八幡西区で派遣型風俗店を開業。前岡容疑者は当初から店に出入りし、電話の取り次ぎや採用面接などをしていたという。また、県警は、店の開業、廃業時の届け出などについて、同容疑者が助言していた可能性もあるとみている。

アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0521/SEB200805210010.html