【ニューヨーク=丸石伸一】20日のニューヨーク商業取引所の原油市場は、国際指標となる米国産WTI原油の先物価格の終値が前日比2.02ドル高の1バレル=129.07ドルとなり、終値での史上最高値を3営業日続けて更新した。
一時は129.60ドルまで上昇し、2営業日ぶりに取引途中の史上最高値を更新した。ドライブシーズンを迎え、ガソリンの需給が引き締まるという見方が根強いことなどから買い注文が集まった。
一方、20日のニューヨーク株式市場は大企業で構成するダウ工業株平均の終値が前日比199.48ドル安の1万2828.68ドルと急落した。インフレ懸念で売り注文が膨らみ、一時は246.38ドル安まで値を下げた。
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