滋賀県東近江市栗見新田町の琵琶湖岸で20日朝、切断された男性の頭部が見つかった事件で、男性の死因は窒息死とみられることが東近江署の司法解剖でわかった。17日には同県近江八幡市の琵琶湖岸2カ所で、両足の一部が相次いで発見されている。県警捜査本部は、頭部と両足がいずれも死後1〜3週間で、鋭利なもので切断されていることから、同一人物の可能性が高いとみて、死体遺棄容疑で捜査している。
東近江署の調べでは、頭部が見つかった男性は50〜60歳ぐらい。左ほおの上部に約1.5センチのこぶがある。17日にバラバラの状態で見つかった右足と左足はDNA型が一致し、同一人物の足とわかった。県警は頭部についてもDNA型の鑑定を進めている。