東京や千葉など関東地方に住むアイヌの人々でつくる「アイヌウタリ連絡会」(丸子美記子代表)が20日、内閣官房と文部科学、外務、国土交通各省に対し、アイヌ民族としての権利を求める5項目の要請書を渡した。
(1)アイヌ民族を日本の先住民族と認知し、政府が歴史的、政治的責任を明らかにして謝罪すること(2)北海道外のアイヌ民族を含む全国規模の民族政策のための実態調査をすること(3)政令で北海道だけが対象になっているアイヌ文化振興法の見直し——などを求めている。
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