中国・四川大地震の被災者救援にあたる政府の国際緊急援助隊医療チームが20日夕、成田空港から日本航空のチャーター機で中国・成都に向けて出発した。全国から集まった医師4人、看護師7人を含む23人が四川省内で約2週間、活動するという。
中国・成都に向け出発する国際緊急援助隊医療チーム=20日午後、成田空港、吉本美奈子撮影
成田空港であった結団式で、団長の田尻和宏・外務省アジア大洋州局中国課地域調整官は「一刻も早く現地に入り、全員が団結して活動していきたい」と語った。沖縄・宮古島にある診療所の医師、打出啓二さんは「日本も地震大国なのでひとごとではない。04年のスマトラ沖地震ではNPOのメンバーとしてスリランカで2週間活動した。その経験を生かしたい」と話した。
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