18日午後11時5分ごろ、大阪市天王寺区生玉前町の託児所「子どもの森幼児園谷九園」で、同市平野区の女性(21)が預けていた長男(1)がうつぶせの状態でぐったりしているのを職員が見つけ、119番通報した。長男は病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。遺体に目立った外傷はなく、天王寺署が死因を調べている。
調べでは、女性は18日夕、長男を連れて同園を訪れ、同日夜まで預かるよう依頼した。同園は同午後9時半ごろ、長男が就寝したのを確認。その後女性が迎えに来たため、職員が起こそうとしたところ、寝たまま嘔吐(おうと)しているのを見つけたという。
同園は24時間保育をしており、当時は保育士と職員計2人で長男ら3人の面倒を見ていた。同園を経営する運営会社の岡村真幾生(まきお)社長は「園の中で起きたことなので、責任を感じている」と話した。
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