鼻をくっつけてキスのようなしぐさをしているのは山口県下関市の水族館・海響館のゴマフアザラシのマル(メス18歳)とヒカル(オス1歳)の親子。愛らしい姿が人気を呼んでいる。
愛らしい姿をみせるゴマフアザラシのマル(左)とヒカル=山口県下関市の海響館、藤脇正真撮影
ゴマフアザラシの母親は、子どもが母乳を飲む生後1カ月ごろまで、においで我が子を区別する習性がある。ヒカルはもう乳離れしているが、親子愛が感じられるこの生態をスタッフが気に入り、芸として仕込んだ。
2頭は水面から顔を出して並び、スタッフの合図でくるりと向き合って鼻と鼻をピタッと合わせる。1日3回披露され、カップルや家族連れを沸かせている。
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