秋田県大館市の鶏肉加工販売会社「比内鶏」=破産手続き中=が比内地鶏を偽装していた問題で、県警大館署は19日、同社を不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで秋田地検に書類送検した。
調べでは、同社は06年4月〜07年8月、卵を産まなくなった「廃鶏」が原料なのに比内地鶏を使っているかのように表示を偽り、同社の主力商品「比内地鶏くんせい」など4商品を関東の小売業者などに販売していた疑い。元社長の藤原誠一容疑者(77)ら同社幹部6人は、詐欺と同法違反の疑いで今月1日に逮捕されている。
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