女子高校生の裸の画像などを自分の携帯電話に送らせて保存したとして、埼玉県警東松山署などは19日、同県行田市立太田中学校臨時教員、沢田泰宏容疑者(31)=同市佐間2丁目=を児童ポルノ禁止法(ポルノ製造)の疑いで逮捕した。「若い女の子に興味があった」と容疑を認めているという。同署は未成年のものとみられる女性の下着など数十点を押収しており、同県青少年健全育成条例違反容疑でも捜査する。
調べでは、同容疑者は前任地の中学に勤務していた06年9月下旬、計3回、当時県立高校2年だった女子生徒(16)が自ら写したわいせつな画像を携帯電話に送信させ、保存した疑い。若い女性の裸や下着に関心を抱いている人たちでつくる携帯電話のサイトを通じて知り合い、1枚数千円で買い取っていた。一方、女子生徒は遊ぶ金が欲しくて、このサイトにアクセスしたという。
沢田容疑者は保健体育を担当し、男子ソフトテニス部の顧問。同市教委は20日の臨時会で懲戒免職処分にする方針だ。
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