弟子に暴力をふるった間垣親方(元2代目横綱若乃花)が18日会見し、「悪いことをした子を良くしてやろうとしたが、やりすぎた。本人にも謝った。今後は違う指導法をしていかないといけない」と一転して陳謝の姿勢を見せた。序二段力士(19)を竹刀でたたいたことが明らかになった前日は「弟子がいけないことをしたら、けいこでしごくのは当たり前」と話していた。
同親方は「反省した。おれが現役の頃は毎日、部屋で誰かがやられているのを見たが、今はそれは通用しない。竹刀はもう使いたくない」と言い、北の湖理事長にも「迷惑をかけました」と謝罪。理事長からは「気を付けてください」と言われたという。
角界で暴力を用いた指導方法の見直し論議が高まる中、相撲協会中枢の理事が起こした暴力問題だが、理事職にはとどまる意向を示した。
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