【ワシントン=小村田義之】米大統領選の共和党候補者指名争いから撤退したハッカビー前アーカンソー州知事が16日、スピーチの途中で舞台裏から物音が響いた際に「あれはオバマ(民主党上院議員)です。だれかが銃で狙ったので、床に伏せたのです」と悪い冗談を飛ばした。
ケンタッキー州で開かれた全米ライフル協会の会合での一コマ。冗談好きのハッカビー氏による「思いつき」だったというが、初のアフリカ系(黒人)大統領をめざすオバマ氏はかねて暗殺の可能性が懸念されており、米メディアは反発。ハッカビー氏は同日、謝罪声明を発表した。
アサヒ・コムトップへhttp://www.asahi.com/international/update/0518/TKY200805170244.html