石屋製菓(札幌市)は17日、08年4月期連結決算について、経常損益が2億円程度の赤字となる見通しを明らかにした。同社が主力商品の「白い恋人」を発売した1970年代後半以降で決算が赤字となるのは今回が初めてという。
賞味期限の改ざんが発覚して「白い恋人」の製造販売を一時中止した影響で、売り上げが前期を約37%下回る58億円程度にとどまったことが主な要因だという。
同社は賞味期限改ざんで商品の回収を進めた。これらの費用に加え、コンサドーレ札幌の経営再建に伴う減資で多額の株式評価損が発生するため当期純利益は12億円程度の赤字となるという。
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