色鮮やかな山笠が豪快に初夏の川を渡る福岡県筑豊地方の風物詩・川渡り神幸祭(じんこうさい)が17日、同県田川市の彦山川周辺を舞台に始まった。
色鮮やかな山笠が彦山川を渡る「川渡り神幸祭」=17日午後、福岡県田川市、水野義則撮影
400年以上の歴史を誇る風治(ふうじ)八幡宮の例大祭。晴れ渡った空の下、みこし2基とともに高さ12メートルほどの山笠11基が次々に川に入り、川面は一気に「満開」に。担ぎ手の男たちが、山笠を盛んに揺らして観衆をわかせた。
祭りは、みこしに入ったご神体が対岸の御旅所(おたびしょ)に1泊して戻る「小旅行」を表現している。帰路の川渡りは18日午後2時半ごろから。
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