16日午後11時40分ごろ、埼玉県川口市伊刈の同市が管理する遊歩道で、「30から40代の男が花壇に植えてある花を次々とむしりとっている」と、住民から110番通報があった。川口署員が駆けつけたところ、約100メートルにわたって遊歩道の中央に植えられていた480本のサツキの花が数百個、むしりとられて歩道に散乱していた。同署は器物損壊容疑で調べている。
すっかり花をむしりとられてしまったサツキ。花びらが歩道に散らばっていた=17日午前8時28分、埼玉県川口市伊刈、藤井裕介撮影
現場は、JR京浜東北線蕨駅から北東約2キロの住宅街にある遊歩道。
毎日、朝と夜に遊歩道を散歩している近くの女性(60)は17日朝、「16日夜まではきれいに咲いていた。花がかわいそう」と顔をしかめていた。
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