中国が示した都立上野動物園へのジャイアントパンダの貸与をめぐり、石原慎太郎知事は16日の定例記者会見で、2頭で年約1億円ともいわれるレンタル料について「随分法外な値段だ」「(中国側が)友情の印と言って、それでカネをとるのはどんなもんかな」と疑問を呈した。
中国のパンダ貸与はレンタルが主流で、神戸市立王子動物園では野生動物保護を支援するための寄付として2頭で約1億円を中国側に払っている。石原知事は「払うのは都の税金。それまでして見たいかね。私はどうでもいい」などと最後まで辛口だった。
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