関西圏のアニメや漫画、ゲームの関連企業が最新情報を発信したり、新商品を発表したりするイベント「アニミックス2008 in OSAKA」が11月1日から大阪・南港のインテックス大阪で開かれる。関西では初めての大規模なアニメの催しといい、3日間の日程で来場者は3万人を見込んでいる。
大阪府や大阪市、大阪商工会議所などでつくる大阪国際見本市委員会の主催。アニメ制作会社や出版社、玩具、ゲームメーカーなど約70社が出展する。アニメ「北斗の拳」誕生25周年の記念展示のほか、アニメ業界と中小企業などが共同開発した新商品や、オタク文化の歴史を紹介するコーナーも設ける。
来年以降も秋に開催する。委員会によると関西にはアニメ関連の専門学校が少なくないが、卒業後は東京への流出が目立つ。イベントを機にアニメ産業育成や、人材流出の歯止めにつなげたい考えだ。