17日午後4時ごろ、埼玉スタジアム(さいたま市緑区)で、サッカーJリーグの浦和レッズとガンバ大阪の試合終了後に両チームのサポーターが小競り合いになった。ガ大阪の男性サポーター(35)が観客席とピッチの間の溝に落ちて右足を負傷した。
隔てるさくの一部が倒され、小競り合いとなった浦和レッズ(左側)とガンバ大阪のサポーター=17日午後4時、埼玉スタジアム、堀口恭男撮影
この騒ぎでガ大阪サポーターの出口を浦和サポーターが封鎖し、ガ大阪サポーターが3時間以上帰れなかった。
浦和東署などによると、試合開始前と終了後、ガ大阪側からペットボトルが投げ込まれるなどしたため、両チームのサポーターが間のさくを破った。数人がけがをしたとみられるという。浦和レッズの説明では、ガ大阪側から投げ込まれた水風船が子どもにあたったことがきっかけとなったという。レッズの藤口光紀社長は「運営責任者として大きな問題と思っている」と話した。試合は浦和が2—3で負けた。
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