石原慎太郎東京都知事は13日の自民党スポーツ立国調査会で、中国製ギョーザ中毒事件について「北京五輪の選手村で(食べ物に毒が)入れられれば、えらいことになる。政府は未解決のままにしておいてはいけない」と述べ、政府が中国側に働き掛けて事件を早期に解決するべきだとの考えを強調した。
石原知事は「中国は胡錦涛(国家主席)の時代になって行政のコントロールが緩んでいる」と指摘。その上で「ギョーザ事件が反日分子や会社に対する反発でなく、反政府のエネルギーを抱えた連中の所作ならば非常に怖い」と訴えた。
会合は、2016年夏季五輪の東京招致に向けた課題を都知事から聴くために開催された。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080513-OHT1T00225.htm