記事登録
2008年05月13日(火) 17時35分

RSS リーダー利用経験者の2人に1人は、RSS 未対応サイトに対応を望んでいるjapan.internet.com

「RSS 定期リサーチ」が終了して約1年が経ったが、RSS リーダーの認知度や利用状況などに変化はあるだろうか。

【画像が掲載された記事】

インターネットコムと goo リサーチが行った「RSS リーダーに関する調査」によると、認知度は上がっているものの利用経験者に大きな変化は見られなかった。

調査対象は、全国10代〜50代以上の goo ユーザー1,100人。男女比は男性53.00%、女性47.00%、年齢別は10代12.00%、20代22.73%、30代21.45%、40代16.18%、50代以上27.64%。

まずは RSS リーダーの認知度を見てみよう。調査対象全体の32.18%(354人)が「知っている」、「聞いたことはある」が34.82%(383人)。これをあわせ、認知度は67.00%となった。

約1年前の調査では調査対象や質問方法が異なるので単純には比較できないものの、認知度は27ポイントほど上昇しており、「RSS リーダー」の認知度はかなり上がってきたいることがわかる。

次に利用状況を見てみよう。「あなたは『RSS リーダー』を利用したことがありますか」との質問では、「現在利用している」が14.27%(157人)、「以前利用していた」が8.55%(94人)となり、利用経験者は22.82%。

1年前の調査では、21.70%だったのでおよそ1ポイント上昇と、利用経験者には大きな変化はないようだ。

この利用経験者251人に利用している(利用していた)RSS リーダーの種類を尋ねたところ、70.12%(176人)が「Web サイト上の RSS リーダー」と回答。約7割のユーザーが Web サイトで提供されている RSS リーダーを利用していることがわかった。

同じ251人に「RSS に対応していないサイトについてどう思いますか」との質問を行った。

「すべてのサイトが RSS に対応するべき」(7.57%:19人)、「できるだけ RSS に対応してほしい」(45.02%:113人)をあわせ、RSS に対応してほしいと考えているユーザーは52.59%で5割を超えている。

RSS リーダーの利用経験者の2人に1人は、RSS 未対応サイトについて対応してほしいと考えており、RSS 対応へのユーザーニーズは高いといえるだろう。

(調査協力:goo リサーチ)

■関連キーワード
RSS 定期リサーチ | RSS 定期リサーチ(14)最終回:2007年4月6日——RSS リーダー認知度4割まで向上
■関連記事
景気回復で企業の人材募集活動は活発化!?
mixi ユーザー、マイミクはネット重視とリアル重視に2分化?
野球中継の動画利用は約半分、野球中継に関する調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000037-inet-inet