女子高生の顔にスプレー…味の素社員を逮捕（スポーツ報知）

2008年05月12日(月) 13時33分

　ＪＲ原宿駅近くの繁華街で女子高生の顔に痴漢撃退用スプレーを噴射しけがをさせたとして、警視庁原宿署は１２日までに傷害の疑いで、川崎市幸区神明町、「味の素」社員今井康行容疑者（３５）を逮捕した。

　現場で今井容疑者が運転免許証の入った財布を落とし、神奈川県警に届けたことがきっかけで発覚。「仕事でいらいらしていた」と供述、容疑を認めているという。

　調べでは、今井容疑者は３月２日午後４時４５分ごろ、東京都渋谷区神宮前１丁目の路上で、通行中の埼玉県の女子高生（１７）の顔に向けて、すれ違いざまにトウガラシの成分が入ったスプレーを吹き付け、約３週間のけがをさせた疑い。

　味の素広報・ＣＳＲ部は「社員の逮捕は大変遺憾だ」としている。