佐賀県警唐津署は11日、硫化水素ガスで5歳の息子と心中しようとしたとして、殺人未遂の疑いで、住所不定で母親の飲食店定員馬場陽恵容疑者(29)を逮捕した。
唐津署によると、硫化水素による自殺未遂のケースに殺人未遂を適用するのは初めて。同署は「全国で硫化水素による自殺が多発しており、逮捕に踏み切った」としている。
調べでは、馬場容疑者は6日正午ごろ、唐津市鎮西町名護屋の実家アパートの押し入れで、息子を道連れに硫化水素で自殺しようとした疑い。
馬場容疑者は息子が泣きだしたことから途中で部屋を逃げ出したとしており、2人に健康被害はなかった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080511-OHT1T00167.htm