同居している祖父(76)に殴るけるの暴行をしたとして、香川県警丸亀署は8日、丸亀市に住む無職の少年(16)を殺人未遂の疑いで逮捕した。祖父は病院に運ばれたが、同日夜に死亡した。少年は「祖父の言葉に腹が立ったから殴った」と供述しているという。同署は殺人容疑に切り替えて調べる方針。
調べでは、少年は7日午後0時半ごろから約45分間にわたり、自宅で祖父の顔や腹部を三十数回、殴ったり踏みつけたりした疑い。少年は8日午前8時すぎに「じいちゃんを殴った」と119番通報するまで、祖父を放置していたという。少年は祖父と2人暮らしだった。