東京電力は8日、定期検査中の福島第一原発2号機(福島県大熊町)の原子炉建屋の床に微量の放射能を含む水約25リットル、放射能を含まない水約75リットルが漏れたと発表した。外部への影響はなく、ふき取って処理したという。この日未明に茨城県や栃木県で震度5弱を観測した地震との関連を調べている。
東電によると、水は原子炉内から発生する水蒸気を回収する復水回収タンクなどから漏れたとみられる。午前2時ごろ、地震後の影響を調べていた社員が見つけた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080508-OHT1T00162.htm