6日午後0時20分ごろ、佐賀県唐津市鎮西町の実家アパートに帰省していた女性(29)から「硫化水素を発生させ、息子と死のうとしたが死にきれなかった」と唐津署に通報があった。アパートに駆け付けた署員が異臭を確認したが、女性と息子(5)は外に逃げており無事だった。
避難した近所の住民6人にも健康被害はないという。同署は、アパート前を走る国道204号の約1キロを約2時間にわたり全面通行止めにした。
調べに対し女性は「押し入れで硫化水素を発生させたが、子どもが泣いたので外に逃げた」と話しているという。アパートには計3世帯が入居。実家の家族やほかの2世帯は留守だった。