6日午前2時20分ごろ、北海道倶知安町樺山のカレー店「コーガレージ」の2階住居部分で、ここで暮らすバハドーカミ智江さん(29)が仰向けで死んでいるのを智江さんの父親がみつけ119番通報した。頭に殴られたような傷が多数あり、道警は殺人事件とみて捜査している。同居するネパール人の夫から事情を聴くとともに娘のジュヌちゃん(6カ月)が見つかっておらず、行方を捜している。
調べでは、智江さんは夫と共にカレー店を経営し、2階で娘と3人で暮らしていた。智江さんの頭には少なくとも3カ所殴られた跡があった。カレー店の窓ガラスが割られ、部屋の中は荒らされたような形跡があり、金づちが落ちていた。ネパール人の夫が興奮した様子で、同じ敷地内に住む智江さんの父親を訪ね、智江さんの遺体を確認したという。夫は4月末ごろから、智江さんの父親に離婚の相談をしていたという。
現場はニセコ山麓に近いJR函館線の比羅夫駅から徒歩5分で、森に囲まれている。 アサヒ・コムトップへ
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